
交通アクセス
Q 駐車場の広さは?混む時期は?
登山口付近の駐車場は現在30台程度が駐車可能となっています。近隣に駐車スペースがないため、公共交通機関の利用をおすすめしています。例年、開山~梅雨入りまで、10月上旬~閉山までの週末は大変混雑します。
自家用車で来る予定の方は、下記ページに駐車場についての詳しい説明がありますので事前にご一読ください。
路肩や退避スペースへの駐車は他の登山者の方やバス通行の妨げとなりますので絶対にお止めください。
Q 車でどこまで行けますか?
第三発電所まで通行可能です。しかし、第三発電所で行き止まりとなっているため駐車可能スペースより奥まで進入せず、登山口手前300m付近にある広い駐車場への駐車をお願い致します。道幅が狭いため、対向が困難な箇所が複数あります。落石によるバースト、故障をする事故もたびたび起きていますので、可能であれば公共交通機関の利用をおすすめしています。
Q 観光バスでどこまで行けますか?
道幅が狭く、途中のトンネルの天井も低いため、観光バスでの登山口までの乗り入れはできません。マイクロバスサイズの車両の通行は可能ですが、通行時間の調整が必要なため、事前に登山センターまでご連絡ください。
登山について
Q 一番混雑するのはいつですか?
例年、開山から梅雨入りまでの新緑・シャクナゲのシーズン(4月下旬~5月末)と紅葉のシーズン(10月~11月下旬)が最も登山者が多い時期になっています。
土日は特に混みあいますので、平日がおすすめです。もしくは、大台町内で前泊して早い時間から出発すれば快適に登山できます。
Q 参考タイムはありますか?
マップに記載されている時間は目安であり、登山経験や天候、混雑状況によって大きく異なります。山の日暮れは早いため、時間に余裕を持ちお楽しみください。特に、秋の紅葉シーズンは日の入りが早く、コースタイムよりも速いペースでの歩行が求められます。不安な方は登山センターまでご相談ください。
※ヤマレコやヤマップのコースタイムは足の速い方が多く出てきます。初めて大杉谷に来る方は必ずゆとりをもった行程でお越しください。
Q 危険な箇所はありますか?
大杉谷は岩場や鎖場の点在している中級登山道になります。道幅も狭く、危険な箇所が多数あるため、初心者だけでの入山はご遠慮ください。
大杉谷で発生している山岳遭難事故の多くが滑落です。そのため、重傷事故の割合がとても高くなっています。
→平成元年以降に発生した事故マップはこちら
また、登山道中はほぼ携帯電話の電波が入るところはありません。初心者の単独での入山は大変危険ですので、ツアーに参加するか、ガイドを付けて入山してください。
→プライベートガイドのご用命はこちら
Q 子どもと登れますか?
お子さんの体力と登山経験次第ですが、登山ツアーでは中学生以上から受け入れる場合が多いようです。中級登山道ということをご理解の上、ガイドをつけるなど万全の安全対策をお願いします。
携帯電話の使用について
Q 携帯電話は使えますか?
登山センター周辺までは使用が可能ですが、登山道はほぼ使用できませんのでご注意ください。アマチュア無線が有効です。登山口近辺、粟谷小屋近辺でソフトバンクのみ使用可能です。
緊急時には登山口のトイレに設置している公衆衛星電話、もしくは山小屋より110へ通報してください。
生き物の出没について
Q ヤマヒルの時期と対策は?
ピークは梅雨入りする6月中旬~9月末となります。ディート成分配合の虫よけスプレーが効果的です。 登山センターでも販売していますので、お忘れの際はお立ち寄りください。
ヤマヒルは雨の後、登山道が湿っているときに多く見られます。逆に夏場でも雨が降らない乾燥しているときは全く出てきません。
ヤマヒルが嫌な方は事前に天気等を調べてからお越しください。
Q クマの出没状況は?
粟谷小屋、堂倉避難小屋近辺での目撃が多くなっています。単独での入山の場合は特に要注意。食べ残しや弁当殻のポイ捨ては熊などの野生動物が周辺に出没する原因となりますので、必ずお持ち帰りください。また、野生動物への餌付けは絶対におやめください。
Q ハチは出ますか?
吊橋の下や木の洞に巣を作り、夏~秋にかけて攻撃的になります。吊橋はなるべく静かに通過する、黒っぽい服装を避けるなどの対策が有効です。ハチに刺されたり、蜂の巣を見つけたら下山後すぐに登山センターまでお知らせください。
大杉谷入山協力金について
Q 大杉谷入山協力金はいつから始まりますか?
2020年より大杉谷入山協力金が始まりました。
大杉谷登山道の維持管理、環境の保全、安全登山の啓発のために活用させていただきますので、ご協力よろしくお願いします。
Q 金額はいくらですか?
1シーズンにつきお一人1,000円です。
大杉谷ファンの方、リピーターの皆様を大事にしていきたいので、シーズン料金としています。2回目以降は協力者証をザックなど見えるところに着けてお越しください。